ヴィレッジ広場

〜季節の流れを感じるビューティー&ヘルシー生活〜vol.16

睦月

新年おめでとうございます!
1月に入り、一段と空気が冷たく感じられるようになってきました。冬晴れの日中は、お日様の暖かさにどことなく心が潤されます。
1月の旧暦の名称は、睦月。お正月に家族や親戚が集まり睦まじく過ごす「むすぶ月」が「睦月」になったと言われています。

今月の伝統行事には、元日(1/1)、七草粥(1/7)、鏡開き(1/11)、成人式(1/第2月曜) 、小正月(1/15)などがあります。

七草粥(人日の節句)(1/7):1年の豊作と無病息災を願う行事。
六朝時代の中国には、「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの、とろみのある汁物)を食べて無病を祈る習慣があり、これが日本において日本文化・日本の植生と合わさり生まれたものと考えられています。1/7の人日(人を殺さない日)の日に七草を食べることで自然界からの新たな生命力をもらい、無病息災で長生きが出来るとされていました。江戸時代に庶民の間にも広まった習慣で、おせち料理で疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う食事とも言われています。  *3、5、7は奇数で陽、陰陽五行説で縁起がいいとされます。

鏡開き(1/11):今年1年の一家円満を願いながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとして頂く風習です。お餅は、歳神様のご神体と考えられており、望月(満月)に通じ、家庭円満を象徴すると考えられ、縁起物として飾られます。飾っておいて固くなった餅を叩いて「開く」(歳神様が宿っているので、割る・砕ける と言わず)と縁起のよい表現をします。そして、鏡餅を食すことを「歯固め」(歯を丈夫にし、歳神様に長寿を願う)と言います。

今月の月のリズム: 新月(New Moon) 1/12    満月(Full Moon) 1/27
12/28満月の4日後から1月は始まります。前半は新月へ向けてだんだん月が欠けてゆくサイクル、「放出、捨てる、デトックス」を意識しながら、身の回りの整理や何かを始める準備の時間を作るように心がけるといいかもしれません。 新月のパワーに願い事を込めて!
12日の新月を過ぎた後半は、満月へ向かう月が満ちてゆくサイクル、「貯める、吸収する」に効果のある時期で、集中力もupし、交渉事も成立しやすいと言われています。積極的に動き回る時間にあてるのもいいですね。

新月:浄化、解毒作用が高まる、新しいことを始める 悪習を断つのにぴったりの時期
満月:物事が実る 自分を取り戻す時間を取る 振り返りの時 衝動的な行動に要注意

二十四節気と七十二候

二十四節気では、小寒(寒の入り、寒さが始まる頃)から 大寒(一年で最も寒い頃)へ向かい、寒さも厳しさを増し、耐寒のための行事も行われます。農作業では、農閑期の時季ですが、寒気を利用して作られる凍み豆腐、酒、味噌などを仕込む時期になります。

七十二候(しちじゅうにこう)
七十二候とは、二十四節気をさらに約5日ずつ3つに区切った期間のことで、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつです。気象の動きや動植物の変化を短文で表しており、江戸時代に入ってから、日本の気候風土に合うように改訂されています。

小寒の時期の七十二候
初候:芹乃栄(せり すなわち さかう):芹がよく生育する(日本)
次候:水泉動(すいせん うごく) :地中で凍った泉が動き始める(日本)
末候:雉始(きじ はじめて なく):雄の雉が鳴き始める(日本)

大寒の時期の七十二候
初候:款冬華(ふきのはな さく):蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す(日本)
次候:水沢腹堅(さわみず こおりつめる) :沢に氷が厚く張りつめる(日本)
末候:鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく):鶏が卵を産み始める(日本)

オーガニックビューティー 〜 基本のスキンケアをしっかりと 〜

年末からのこの時季は、一段と湿度が下がり乾燥が大変進んで、お肌のサイクルにとっては、1年の中でもとても厳しい季節です。気温も下がりますので、体温を維持しようと体内でエネルギーがたくさん燃やされ、皮膚表面や手足の末端部分では、体温を奪われないように血液の流れを抑えようとします。このような新陳代謝の低下は、肌のターンオーバーのリズムを乱し、肌のバリア力が落ち、ハリがなく木目の乱れた透明感のないくすんだ肌へと導いてしまうと言われています。この季節にしっかりとスキンケアをすることが大切です。
基本の「水分補給」「水性成分で保湿」を怠ることなく、さらに「油性の保湿成分」を含むクリームを薄くのばしてつけるようにしていきましょう。
べたつきが気になる方でも、ある程度「油性の保湿成分」を含むクリームをつけることをお薦めします。

*ナチュラルハウスのスキンケアはこちら


<旬を食べよう>
〜旬のものは、太陽と大地の恵みをたっぷり受けて育っているため、生命力が強くて栄養価も高く、旬の野菜や魚を食べることによって、免疫力を高めたり、抵抗力をつけたり、丈夫な体作りにつながっていきます〜



<このコーナーでは、旬の食材と旬の食材を利用した各地に伝わる伝統食をご紹介してゆきます。>

冬も本番!白い雪が舞う季節。お野菜コーナーも、緑色の葉をつけた白い色のお野菜がたくさん並んでいます。今年は、例年になく寒さが厳しい冬、身体も縮こまりがちのうえ、運動するのも億劫になっていませんか。運動不足は、代謝機能が落ちてしまうもと、適度な運動で身体の中からも温め、血流をよくするように心がけていきましょう。年の初めのおせち料理など豪華なお食事で疲れた胃腸を休めることも大切です。
高たんぱくで低脂肪の食材や粘りのある食材をうまく取り入れながら、体力を保ち、体の中の保水力や免疫力をアップするような食事をとるように心がけましょう。   
今月旬を迎えるものには、大根、白菜、春菊、ターサイ、葱、小松菜、ほうれんそう、伊予柑、ぽんかん、きんかん 海老、蟹、あんこう、鰤などがあります。鍋物、煮物などに体を温めると言われるお好みのスパイスをちょっとプラスして頂くのもお薦めです。

今が旬のあんこうを使った伝統食といえば、「あんこう鍋」
あんこう(鮟鱇)は、「西のふぐ 東のあんこう」と並び称され、茨城県の鹿島灘で水揚げされるあんこうは、築地市場で上物とされるほどの高級魚で、頭と骨以外は全て食べられる無駄のない魚です。1月から2月が旬のあんこうは、江戸時代の五大珍味の一つとされ、美食家として知られる徳川光圀も共酢で食べていたそうです。「あんこう鍋」は、東日本において広く食べられている冬の代表的な鍋料理ですが、特に茨城県の郷土料理として有名です。味噌味、醤油味、どぶ汁などの調理法があります。
2007年に、農林水産省主催の農山漁村の郷土料理百選に選ばれました。

レシピ(味噌味):昆布でだし汁をとり、あん肝は水にさらします。土鍋であん肝を空煎りし、火が通ったところで、味噌を少し入れて混ぜます。土鍋に昆布でとっただし汁を加え、煮立ったらあんこうを骨付きのほうから入れます。ひと煮たちしたら、火の通りにくい野菜から順番に入れていき、彩の飾り野菜を最後に入れて、ひと煮たちしたら出来上がりです。

お鍋や白いお野菜がたくさん並ぶ食卓に、緑の葉物野菜や赤いかぶ、オレンジ色の人参など、また最近出回ってきたイチゴも添えて。それに冬の花の黄色い水仙などで飾りたいですね!

 

旬のお野菜をたっぷり使ったナチュレシピ
韓国風野菜スープ(温泉卵入り)冬野菜の浅漬け 柑橘風味


― 次回は、「如月」:〜 冬から春へ 〜  ナチュレシピもご紹介 ―

ナチュラルハウス ダイレクト販売課
フードアナリスト・オーガニックライフスタイリスト 郷家 浩美

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