ヴィレッジ広場

〜季節の流れを感じるビューティー&ヘルシー生活〜vol.17

如月

草木の芽吹きも見られ始めていますが、まだまだ寒く早春とはいっても暖かさを感じるのは、少し先になりそうですね。
2月の旧暦の名称は、如月。中国での二月の異称をそのまま使ったものですが、この時季は、寒の戻りもあったりし、衣をさらに着込むことから「衣更着」が「如月」になったとも言われています。

今月の伝統行事には、節分(2/3)、立春(2/4)、御事始め(2/8)、建国記念日(2/11)、バレンタインデー(2/14)、伊勢神宮:祈年祭(2/17)などがあります。

御事始め(おことはじめ)(2/8):旧暦をカレンダーにしていた頃の2/8は、ちょうど春が来て温かくなる頃、その日に1年の農作業を始め、人間の営みが始まる日とされていました。また昔、この日に田の神が山から降りてきて、12月まで田を守ってくれるとの信仰が広く農村に根付いていたため、この日に農作業を始めるとされてきました。

祈年祭(2/17):正しくは、「としごいのまつり」と言われ、「とし」は稲の実りの意味です。その年の五穀豊穣、国家繁栄を祈る祭礼で、11月の新嘗祭と対になり、農作業の始まりとともに豊穣を祈願した行事が、神道の儀式として行われるようになったものと言われ、古くから重要な祭礼とされてきました。
*農耕民族(農業が主産業)である日本では、春に「祈年祭」:五穀豊穣祈願、初収穫時に「神嘗祭」:初穂(新米)を神々に捧げる、収穫後に「新嘗祭」で収穫の感謝を神々に捧げます

*ナチュラルハウスのバレンタイン  Organic Valentine

今月の月のリズム: 新月(New Moon) 2/10    満月(Full Moon) 2/26 
満月の1/27の5日後から2月は始まります。前半は新月へ向けてだんだん月が欠けてゆくサイクル、「放出、捨てる、デトックス」を意識しながら、身の回りの整理や何かを始める準備の時間を作るように心がけるといいかもしれません。 新月のパワーに願い事を込めて!
10日の新月を過ぎた後半は、満月へ向かう月が満ちてゆくサイクル、「貯める、吸収する」に効果のある時期で、集中力もupし、交渉事も成立しやすいと言われています。積極的に動き回る時間にあてるのもいいですね。

新月:浄化、解毒作用が高まる、新しいことを始める 悪習を断つのにぴったりの時期
満月:物事が実る 自分を取り戻す時間を取る 振り返りの時 衝動的な行動に要注意

二十四節気と七十二候

二十四節気では、立春(冬と春が分かれる節分の翌日、寒さがあけて、春に入る日)から 雨水(雪が雨に変わり雪解けが始まり、草木が蘇る頃)へ向かい、朝晩の冷えも幾分和らぎ、梅の花も開き始めます。今年の農作業の準備を本格的に始める頃になります。

七十二候(しちじゅうにこう)
七十二候とは、二十四節気をさらに約5日ずつ3つに区切った期間のことで、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつです。気象の動きや動植物の変化を短文で表しており、江戸時代に入ってから、日本の気候風土に合うように改訂されています。

立春の時期の七十二候
初候:東風解凍(はるかぜ こおりを とく):東風が厚い氷を解かし始める(日本・中国)
末候:魚上氷(うお こおりを のぼる):割れた氷の間から魚が飛び出る(日本・中国)

雨水の時期の七十二候
初候:土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる):雨が降って土が湿り気を含む(日本)
次候:霞始靆(かすみ はじめて たなびく):霞がたなびき始める(日本)
末候:草木萠動(そうもく めばえ いずる):草木が芽吹き始める(日本)

オーガニックビューティー 〜 花粉 & スキンケア〜

今年も「花粉」に悩まされそうな鬱陶しい季節になってきました。予報では、2月中旬頃から南の地方で飛散が始まるとのこと、昨年よりも何倍も多いと予報されています。
基本中の基本ですが、外出時には、特に頭や顔の予防をマスクや眼鏡、帽子などでしっかりと、そして衣服(特に毛織物に注意)に付いたものを室内に持ち込まないようにすることが肝心です。
同時に、自分の体の中にも溜め込まないように、食物繊維などを多く含んだ旬の野菜を頂き、栄養バランスのとれた食事をとるようにしましょう。症状が酷くならない為に、普段からよく睡眠をとり、飲酒・喫煙を控えるなど生活習慣にも心がけ、鼻の粘膜を正常に保ち免疫力が維持されるような生活を心がけましょう。
この季節は、引き続き乾燥が進みます。とても寒い時期に生まれた肌が表面に出てくる2月から3月は、お肌にとってもとても厳しい環境です。今まで以上にたっぷりの潤いと保湿ケアに心がけてくださいね。

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<旬を食べよう>
〜旬のものは、太陽と大地の恵みをたっぷり受けて育っているため、生命力が強くて栄養価も高く、旬の野菜や魚を食べることによって、免疫力を高めたり、抵抗力をつけたり、丈夫な体作りにつながっていきます〜



<このコーナーでは、旬の食材と旬の食材を利用した各地に伝わる伝統食をご紹介してゆきます。>

立春を迎え、だんだんと春へと向かっていますが、三寒四温の繰り返しです。風邪や飛び出し始めた花粉などに負けないよう、免疫力を高め、粘膜を強くすると言われている栄養素を豊富に含んだ食材(ビタミンAやCの豊富な食材)を頂くように心がけましょう。そして冬の間に少しずつ溜め込んでしまったものを出していくように、デトックスも意識しながら過ごしていきましょう。
お野菜コーナーには、ちらほらと山菜も並び始め、白い色のお野菜よりも香り濃く少し苦味もある緑色の野菜が多くなってきました。今月旬を迎えるものには、メキャベツ、ふきのとう、せり、うど、ごぼう、小松菜、ブロッコリー、干し柿、柑橘類、いちご、鱈、鮪、公魚(わかさぎ)などがあります。茹でてメインディッシュの付合せにしたり、スープや煮物、炒め物、天麩羅などのお料理で頂くのもお薦めです。


*昨年の「きれいな生活通信 如月 〜旬を食べよう〜」はこちら

今月が旬のふきのとうを使った伝統食といえば、「岩手県・宮城県のばっけ味噌
東北地方でよく作られるふきのとう(ばっけ)を使った保存食です。春一番に、雪が消えたところから芽を出すふきのとうのほろ苦さと独特の香りを楽しみ、春の訪れを感じる食べ物です。
ご飯にのせたり、おにぎりの具材にしたり、薬味としても食べられていますが、酒の肴にもとっても合うそうです。
岩手県・宮城県のばっけ味噌は、2007年に農林水産省選定 農山漁村の郷土料理百選 に選ばれました。

レシピ:ふきのとうは、開いたものは花を取り除き、葉と茎を米のとぎ汁に一晩つけておきます。よく水洗いをしてから熱湯でさっと色よく茹で、冷水で素早く熱をとり、ザルにあげます。キッチンペーパーで水分を取り、細かく刻みます。フライパンで油を熱し、味噌と砂糖を入れてよく練ります。それに刻んだふきのとう(ばっけ)を入れて、よく混ぜ合わせて出来上がりです。
*香りや苦味を楽しみたいなら、茹でずに半分に切り水にさらし、アク抜きをします)

濃い緑色の野菜も多く並ぶ食卓は、少し春を呼ぶような感じに白やクリーム、ピンク、ライトグリーンなどのカラーで華やぐようにセッティング。テーブルクロスを淡い色にするときは、茶や黒などややダークな色合いの器や箸でアクセントをつけて、少しシックで落ち着いた雰囲気を醸し出すのもいいですね。

 

旬のお野菜をたっぷり使ったナチュレシピ
春を呼び込む華やぎ粥


― 次回は、「弥生」:〜 やがて 春 〜  ナチュレシピもご紹介 ―

ナチュラルハウス ダイレクト販売課
フードアナリスト・オーガニックライフスタイリスト 郷家 浩美

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