ヴィレッジ広場

シリーズ〜ナチュラルハウスの食育(3)〜「だからきちんと、朝ごはん」

朝ごはんの大切さ、知っていますか?

食育を考える上で、やっぱり大切にしたい毎日の朝ごはん。

最近は「早寝、早起き、朝ごはん」という呼びかけもよく耳にします。

でも食べてないのは子どもだけ?

いえいえ、子どもは大人を映す鏡。

わたしたち大人だって、「きちんと食べてる」って胸をはって言えますか?

いい1日はいい朝ごはんから。

大人も子どもも、「きちんと朝ごはん」、考えてみませんか。

食べない子ども、食べない大人が増えています。

食べない子ども

農林水産省の調べによると、朝食について、小学生の約10人に1人が「1週間に2〜3回食べないことがある」、約20人に1人が「ほとんど食べない」というデータが出ています。小学生といえばまさに体の成長が著しい伸び盛りの時期。食欲も旺盛のはずなのに、食べていないのはなぜ?

食べない大人

食べていないのは子どもだけではありません。厚生労働省のデータからも、朝食を食べない大人の姿が浮き彫りになっています。20代では男性の約3人に1人、女性の約4人に1人が朝食を欠食(※)しています。ついで欠食率が高いのは30代。60〜70代の高齢者では95%以上の人が食べていることを考えると、朝食を食べる食べないという問題は、単に食欲のせいだけではなさそうです。
(※欠食とは、「菓子・果物などのみ」、「錠剤などのみ」「何も食べない」に該当)〔参照:農林水産省「我が国の食生活の現状と食育の推進について」厚生労働省「国民健康・栄養調査(平成15年)」


どうして食べないの?

朝ごはんを食べない主な理由は、「時間がないから」が一番多く、ついで「食欲がないから」。小学生からの塾通い、自宅で時間や天気に関係なくできるゲームなど、子どもの夜更かしが進む条件が整っている現代。まさに「遅寝・遅起き・ごはん抜き」。大人もそうです。20代〜30代の欠食率が高いのは、残業などによる帰宅時間の遅さに加え、ひとり暮らしや共働きが多い世代のため、食事が不規則になりがちという要因も考えられます。大人も子どもも「朝ごはんを食べない」という事実の背景に、時代の流れによるライフスタイルの根本的な変化が見えてくるようです。


食を変えることは、ライフスタイルを変える第一歩。

「朝ごはんを食べない」という事実は、時間に追われ、「食べる」といういのちを育む基本的な行為を重視しない、今のライフスタイルや価値観が縮図として現れているように思われます。では、まずは「朝ごはんをきちんと食べる」という小さな行為から、わたしたちの暮らしを変えていくことができるのではないでしょうか?

「朝ごはんを食べない」という事実は、時間に追われ、「食べる」といういのちを育む基本的な行為を重視しない、今のライフスタイルや価値観が縮図として現れているように思われます。では、まずは「朝ごはんをきちんと食べる」という小さな行為から、わたしたちの暮らしを変えていくことができるのではないでしょうか?
太陽とともに起き、自分の作物を育て、日没とともに就寝する。そんなライフスタイルに戻るのは不可能です。
しかしひとつひとつの食を大切にするという行為から、この都会の暮らしの中でも、いのちに感謝するというオーガニックライフのエッセンスを取り入れることは可能なのでは。

そのためにも、まずは「きちんと、朝ごはん」。そこから暮らしを見直す第一歩が始まります。


だからきちんと、朝ごはん!

理由(1):朝ごはんを食べないと、太りやすい体質に。

朝食を食べないと、昼や夜の食事の摂取量が多くなり、過食につながる可能性もあることから、肥満等の生活習慣病の発症を助長することが指摘されています。朝食で摂ったエネルギーは日中消化しやすいため、朝は少しくらい食べすぎても大丈夫。変わりに昼夜はバランス良く量は軽めにとるのが理想的です。

理由(2):朝ごはんを食べないと、いい午前中が過ごせません。

朝食を食べないと、午前中のエネルギー供給が不十分となり、体調が悪くなるなどの問題点が指摘されています。朝はなんだか元気がないのに、給食を食べると調子が良くなる子どもの例もあります。学校によっては、そんな子どものために朝ごはん代わりの軽食を用意するところまであるそうです。大人だって、空腹で集中力が低下し午前の仕事がはかどらない、なんてこと思いあたりませんか?

理由(3):朝ごはんを食べて、細胞から目覚める。

朝食を食べることによって、体内で熱が生まれ、休息中だった全身の細胞が活動状態に切り替わります。食べていないと、運動をすることによってしか体温が上がらないため、机について勉強(仕事)をする人の場合、体温が上がりにくく、細胞が目覚めにくいそう。朝ごはんは寝ていた体をウォーミングアップさせる目覚まし時計なんですね。ちなみに細胞が代謝をあげて元気よく活動するためには、即効的エネルギー源のブドウ糖の摂取がおすすめ。ごはんやパン、コーンフレークなどがそれに当たります。

理由(4):朝ごはんで、家族のコミュニケーションUP!

夫婦共働き、子どもは塾通いという家庭もめずらしくない今、家族そろって食卓を囲む、という風景さえも当たり前のものではなくなってきました。3人に1人の子ども(未就学児から中学生)が、親のいない食卓で食べているというデータも報告されています(農林水産省調べ)。少子化で一人っ子が増える中、今後子どもの孤食(個食)化はますます増えると予想されます。朝ごはんは、そんな忙しい現代の家族にとって、3食の中で唯一全員が揃って食べることができるごはんです。朝は1分でも長く寝ていたい・・・誰もが思うことですが、食事を単なるお腹を満たすだけの場として捉えず、家族の貴重なコミュニケーションの場として捉えてみる。「同じ釜の飯」という表現もあるように、共に食べることは共に人生を分かち合うこと。例え10分しかなくても、毎日の朝ごはんをそんな意識で迎えれば、日常がもっと豊かに過ごせるのではないでしょうか。

最近では「学歴」ではない「食歴」が、その人となりを創るとも言われています。

それはしごくもっともなこと。

「食べる」という行為には、「何を食べるか」「どう食べるか」「誰と食べるか」、

そのすべてにその人の生き様があらわれます。

日々欠かせないことだからこそ、もっとも本質が問われるのが、「食」なのかもしれません。

ナチュラルハウスは、オーガニックという価値観を通じて、ひとつの選択肢を提案しています。

まずはきちんと朝ごはんから。

明日から始めてみませんか?

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