田んぼ便り【初秋編】第四回「稲穂の花が咲きました」

田んぼ便り【初秋編】 〜山形・みずほ生産者グループの取り組み〜
第四回「稲穂の花が咲きました」

記事のレポート
みずほ生産者グループ 荒生秀紀
みずほ生産者グループ 荒生秀紀さん
高校生の頃に食べた佐藤さんのお米の味が忘れられず、一度は会社勤めをするものの7年前に脱サラ、米づくりの道へ。
実りの秋となりました。穂も色づき太陽の光も柔らかく感じます。
先日、みずほグループのみんなで圃場(田んぼ)の巡回を行いました。米づくりは個人作業になりがちなので、わたしたちのグループでは時々情報交換も兼ねてこうした巡回を行っています。有機栽培と一言で言っても、作る人によって個性が出るのが面白いところ。自分以外の田んぼを見ることで、良い点も悪い点も共有し、刺激を与え合うことができます。
今年は台風の被害もなく、天候に恵まれました。どの田んぼの稲も素直に育ち、わたしが言うのもなんですが「みんなすごいな〜」と感嘆の声が出てしまうほど。稲たちも収穫を今か今かと待っている様に見えました。「美味いぞ!」というオーラが田んぼ全体から出ています。
今年の稲も上々です。

お米の花を見たことがありますか

田んぼ便り【初秋編】
お米の花はとても小さく、かわいらしい白い花です。
花と呼ぶにはあまりにも儚い様子ですが、この花が咲くことを出穂(しゅっすい)と呼びます。
私は実家が農家だったので小さい頃から農作業は手伝ってきました。しかし、この出穂の姿を見たのは自分で米作りをするようになってからです。自分で米を作るようになってから植物のすごさ、自然のすごさを多く知りました。米一粒から1500粒という数の米がとれます。これもまた不思議な話です。

庄内のお米はなぜおいしい?

寒暖の差。日中暑く、夜寒い。秋になると庄内ではこの寒暖の差がハッキリ出ます。日中は外にいるとまだまだ夏に負けないくらいの日差しを感じますが、夜になると毛布を掛けないと眠れないほど寒くなります。この寒暖の差がお米を育てます。そして、環境的に病害虫の被害の少ない場所です。有機栽培する上では最も適した環境です。私達の米作りはこの環境あっての米作りなんだと思います。
出穂を見届けた後は、秋の深まりとともにいよいよ収穫が始まります。一年間育ててきたお米を一番いい形で収穫できるように、楽しみにしながら日々田んぼを見ているところです。
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