白樺石けんができるまで

ナチュラルハウスの自然化粧品の中でも、特に「日本の風土が生み出す美」をテーマに開発されたのが「四季彩果 白樺」シリーズ。北海道の原生林から採取した白樺樹液と、化学合成農薬や化学肥料を使用せずに栽培した山形のハーブをふんだんに使用し作られています。徹底的に素材にこだわり、自然の恵みを余すことなく活用した「白樺」シリーズは、まさに国産オーガニックコスメと呼ばれるにふさわしい、シンプルな贅沢さに満ちています。

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作り手の山澤清さんProfile

ハーブ研究所スパール代表。山形県庄内町で30年前から化学合成農薬や化学肥料を使わないハーブを栽培。北海道の白樺樹液と自家栽培ハーブを使用した「白樺シリーズ」は山澤さんの自信作。
「本物のオーガニックコスメがここまでできることを見せたくて作ったんだ。原料と手間は妥協しないよ。儲からなくてもいいの(笑)。」

白樺石けんの材料たち

材料A 白樺樹液

〜春、森の恵みをいただきに〜

4月上旬。まだ雪の残る北海道。「白樺シリーズ」の要の原材料である白樺樹液は、美深町の原生林で採取されます。これは春先の芽吹く前、まだ雪が残る季節の2週間だけしか採取できない貴重なもの。アイヌの人々をはじめ、北欧やロシアの先人も昔からその恵みを分かち合い、極寒を生きる糧として飲用していたそうです。それが今、化粧品に形を変えわたしたちの肌に届くなんて、まさに温故知新ですね。
白樺の木に3cmほどの穴をくり貫き、チューブを通して樹液を採取します。1本の木から採れる量はわずか10ℓ。−20℃にもなる極寒の冬中、木は自分自身を守るため多糖類を含んだ不凍液を体内に製造します。春先になると木は雪解け水をぐんぐん吸い上げ芽吹く準備に入ります。水が入り、この不凍液が一時的に採取しやすい状態になったものが「白樺樹液」。開けた穴はくり貫いた木片を戻しておくと、次の年には自ら修復しているそうです。さすがパイオニアツリーとも呼ばれる白樺の木。その生命力の強さを実感します。

材料B 無農薬ハーブ

〜家族みんなで育てる、自家栽培ハーブ〜

「白樺シリーズ」に使用されるハーブは、山形県庄内地方にある山澤さんの10万平米の広大な敷地内で栽培されています。もちろん化学合成農薬や化学肥料は一切不使用。食用に飼育している鳩の副産物を堆肥として利用するなど、すべての生命がお互いを活かし合うダイナミックな循環型農業の実践から、「白樺化粧品」に使用されるエネルギーに満ちたハーブは生まれています。
ラベンダーやローズマリー、カモミールやへちまをはじめ、温室で国産ローズヒップ作りにまで挑戦してしまう山澤さん。自然界に存在するあらゆる植物の能力を引き出すことに貪欲に取り組む姿はまさにオーガニック界のパイオニア。写真は翌年刈り取るハーブの苗づくりに家族総出で追われているところ。澄み切った青空の下、何百個と並ぶ苗のポット。育つのが楽しみです。

材料C 蔵王のミツロウ

〜ミツバチの贈り物〜

「白樺クリーム」には、地元山形の蔵王で採れた最高級のミツロウを使用しています。ミツロウ(蜜蝋・Beeswax)とは、ミツバチが巣を作るために分泌する天然のワックス。口に入っても安心なこのミツロウのおかげで、界面活性剤を使わなくてもなめらかで使い心地の良いクリームが実現します。抗生物質を使用せず、昔ながらの燻煙で巣箱の消毒をする山澤さんの信頼する養蜂家から取り寄せています。

白樺石けんの作り方

まさに手作り

良質な材料を揃えたら、後は正直に作るだけ。山澤さんが育てたラベンダー・ローズマリー・カモミールの3種のハーブエキス入り白樺樹液を、パーム油からできた100%植物性石けん素地に注ぎ、40分ほどひたすら手でこねます。工房にはハーブやミツロウの甘い香りが漂い、その様子はまるでお菓子を作っているよう。
しっかりこねたら丸く成形。すでにお使いの方は気づかれたかと思いますが、「白樺石けん」はひとつひとつ微妙に形が違うんです。それもそのはず、本当に手で丸めているんですから。タマゴのように愛らしい、そのかたちも作り手の愛情の証。約30日間自然乾燥させたら出来上がり。ナチュラルハウスのお客様のもとへと運ばれます。
出来上がり!

自然の恵みと、人の想い

何気なく店頭に並んでいるたくさんのモノたち。
お金を出せば簡単に手に入るけれど、その生い立ちを知ることで、たったひとつの石けんがなんだか愛おしく見えてくるから不思議です。ナチュラルハウスにはそんな素敵なストーリーを持ったモノたちがいっぱい。これからもそんな物語をご紹介していきたいと思います。お楽しみに!
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