2022年08月12日
プロテインの種類と違い
体を鍛えている人だけでなく、普段の食事でタンパク質が不足しがちな人にとって、気軽に飲めるプロテインはとても有益です。
一般的に流通している商品は、大きく分けて動物性と植物性があり、それぞれに特徴が異なります。
動物性ではホエイプロテインやカゼインプロテインが有名です。
ホエイは筋肉量の増加や筋肉の回復に最も効果が高いと言われており、素早く吸収されるので運動直後などにおすすめ。
一方カゼインは比較的ゆっくりと吸収されるので、就寝前や、ダイエット時の間食などにおすすめです。
これらはどちらも牛乳を原料とするため、アレルギーのある方は摂取できません。
植物性では大豆を使ったソイプロテインが主流で、植物性プロテインの中では唯一、必須アミノ酸をすべて配給することができます。
ホエイには及びませんが、筋肉の増強にも高い効果が期待できます。また、欧米では大豆アレルギーや遺伝子組換えへの懸念から、えんどう豆やヘンプ(麻種子)などを使ったプロテインも好まれています。これらは必須アミノ酸をすべて含まないという難点もありますが、えんどう豆プロテインはホエイと同等の筋肉量の増加が見込めたり、ヘンプはオメガ3脂肪酸が豊富だったりと、それぞれに良い特徴があります。
目的や体質を考え、自分に合ったものを探してみましょう。
監修:日本メディカルオーガニック協会 柳澤 理彩氏