ナチュラルハウス

Producer生産者

増島農園増島農園

生産者のこだわり、強みについて教えてください

1年を通して温暖な気候の伊豆の田園地帯にあるきのこ農家です。 当農園のきのこは静岡県浜松産のスギオガを使用した昔ながらの作り方です。 人様の口に入るもの、それを大切に誠実に一生懸命作るという精神を大切に、誇りを持ってきのこ作りをしています。

なぜそれをこだわろうと思ったのでしょうか?

「愚直に、誇り高い百姓であれ」。先代の口癖で、今もその言葉をとても大切にしています。 「おいしさ」にこだわったきのこ作りをシンプルに続けた結果、今の増島農園があります。 食べた時にただ美味しかった、と言ってもらえるようなきのこでありたいと願っております。

生産者の商品に対する想いを教えてください

農家は、食べ物を作っています。 たとえば、素材にこだわった料理人のキッチンの上や、お母さんが作るやさしいシチュー。 そしてそのあとにテーブルに乗せられて、お料理のお皿の上から誰かのおなかに入って行くわけです。 「食べる」ものを作っていることを忘れず、そうやって誰かの笑顔だったり大切な時間だったり、またさらには人の血や肉を作っているという、百姓としてのプライドがあるからこそ、こだわって作っているのです。 ですからできれば私たちが作っている茸がどこへ出されているのか知りたいですし、そういう気持ちを持って料理を作ってくれる料理人や、だれか大切な人に作っている人へ、大切に食べてくれる人へ届けることが出来れば、増島農園の名前を誰も知らなくても、ただおいしい茸だったねと言って頂ければ、それはとても嬉しいことだと思います。 ひとつひとつの茸を「食を大切に考えている人」の手に渡すことができれば、これ以上に嬉しいことはありません。 大切な人から大切な人へ。 その最後の瞬間までを思い、創業から少しずつ少しずつこだわりを重ねて、今の増島農園があります。 そしてその思いはこの先も変わることはありません。

ナチュラルハウスと関わるきっかけは?

静岡県にある米粉パンのCubread様からご紹介いただきました。 ナチュラルハウス様の想いや未来への展望を白川社長からお伺いして、これからの日本の食のあり方について 改めて考えさせていただき、長くお付き合いさせていただきたいと思い、当農園のきのこを食べていただきました。

ORGANIC CAN CHANGE THE WORLD (メッセージをお願いします)

現在、きのこ業界は極めて厳しい状況にあります。しかし、私たちのような小さな農家が10年後、20年後も農家としてちゃんとあることが、未来の日本の食を守ることと信じて日々生産しております。

生産者の一覧へ