【専門性】ベビー
2025/08/01ベビー
赤ちゃんのからだは、大人を小さくしただけのものではありません。消化機能や皮膚のバリア機能などは成長の途中にあり、毎日の食事や肌に触れるものを選ぶときには、大人とは異なる視点が必要です。特に離乳食が始まる時期は、それまで母乳やミルクを中心としていた赤ちゃんが、さまざまな食品を経験していく大切な期間です。最初から多くの味を加えるのではなく、米や野菜、いも類など素材そのものの味を生かしながら、成長に合わせて食品の種類を広げていきます。 市販のベビーフードやおやつを選ぶ際には、対象月齢だけでなく、原材料表示を確認することも大切です。素材そのものはシンプルでも、加工食品になると砂糖や食塩、油脂、調味料などが加えられている場合があります。また、乳・卵・小麦など、アレルギーの原因となりやすい食品についても、初めて与える際には一度にたくさんの種類を取り入れず、少量ずつ様子を見ながら進めることが基本です。
市販のベビーフードやおやつを選ぶ際には、対象月齢だけでなく、原材料表示を確認することも大切です。素材そのものはシンプルでも、加工食品になると砂糖や食塩、油脂、調味料などが加えられている場合があります。また、乳・卵・小麦など、アレルギーの原因となりやすい食品についても、初めて与える際には一度にたくさんの種類を取り入れず、少量ずつ様子を見ながら進めることが基本です。
月齢に合わせた食事と栄養
赤ちゃんの食事は、月齢とともに「食べられるもの」だけでなく、食べ方や必要な栄養も変化していきます。月齢はあくまで目安として、一人ひとりの発達や食べる様子に合わせて進めていくことが大切です。
6か月ごろ|まずは「食べる」ことに慣れる時期 離乳食を始める目安となる時期です。母乳や育児用ミルクを続けながら、なめらかにつぶしたおかゆなどから始め、慣れてきたら野菜やいも類、豆腐、白身魚などへ少しずつ食品の種類を広げていきます。味付けに頼らず、素材そのものの味や香り、舌ざわりを経験していくことも大切です。
12か月ごろ|食事から摂る栄養が増えてくる時期 1日3回の食事が基本となり、手づかみ食べなどを通して自分で食べる経験も増えてきます。エネルギーやたんぱく質に加え、鉄など不足しやすい栄養素も意識したい時期。肉や魚、卵、大豆製品、野菜などを組み合わせ、さまざまな食品から栄養を摂れる食事を心がけます。食事だけでは足りない場合には、1~2回の間食も「お菓子」ではなく食事を補うものとして考えます。
18か月ごろ|家族の食事へ近づいていく時期 噛む力も少しずつ発達し、食べられる食品や料理の幅が広がっていきます。主食・主菜・副菜を基本に、穀類、野菜、肉・魚・大豆製品などをバランスよく取り入れます。一方、大人とまったく同じ味付けではなく、塩分や糖分の多い食品、濃い味付けに偏らないことも大切です。家族の料理を薄味の段階で取り分けるなど、同じ食卓を囲みながら幼児食へ移行していきましょう。この時期の食事は、栄養を摂るだけでなく、さまざまな素材の味や食感に出会い、これからの食習慣をつくっていく時間でもあります。
食品だけではない、赤ちゃんに触れるもの
赤ちゃんのために選びたいものは、食べ物だけではありません。石けんやシャンプー、保湿用品、洗濯洗剤、衣類、タオルなど、毎日肌に触れるものも暮らしの一部です。赤ちゃんの皮膚は大人より薄く、乾燥などの影響も受けやすいため、化粧品や洗浄用品では「ベビー用」という表示だけで判断せず、配合されている成分や使用目的を確認して選ぶこともポイントです。衣類やタオル、寝具などでは、肌触りだけでなく素材にも目を向けてみましょう。農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培されたオーガニックコットンなど、原料の生産背景まで考えて選べる製品も増えています。
ベビー用品の選び方
すべてを特別な「ベビー専用品」にする必要はありません。食品なら素材や原材料がシンプルなもの、日用品なら成分や素材が確認できるものなど、家族が普段選んでいるものの中から赤ちゃんと一緒に使えるものを探すこともできます。 赤ちゃんのためだけに特別なものを揃えるのではなく、家族みんなの食事や暮らしを見直すきっかけとして。毎日使う食品や日用品から、素材やつくり方のわかるものを少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。