牛肉・豚肉・鶏肉
2026/08/09ナチュラルハウス推奨:
『美味しさの秘訣は、グラスフェッド・放牧・放し飼いなどアニマルウェルフェアに配慮して育てられたもの』
①食の工業化
『成長ホルモン・抗生物質・農薬使用の配合飼料』
1.肥育期間
牛肉:自然な肥育(28~36カ月)に対し工業的な肥育(14~18カ月)が行われることがあります。 豚肉:自然な肥育(6~8カ月)に対し工業的な肥育(5~6カ月)が行われることがあります。 鶏肉:自然な肥育(2~3カ月)に対して、工業的な肥育(1.5~2か月)が行われることがあります。これら生育期間を短縮させるため成長ホルモンが使用されることがあります。
2.肥育環境
工業的な密集肥育では、衛生面を保つため、本来病気になった時に投与されるべき抗生物質が、健康な動物に予防措置として投与されることがあります。また鶏肉では、短期間でより少ない飼料で歩 留まり良く、より肉付きが良くなるように品種改良された食肉専用・大量飼育用の商業用雑種鶏の総称として「ブロイラー」と呼ばれている鶏肉が一般です。密集肥育では、多くの鶏が密集した環境で育 てられ、人工的な光の下、工業的な生産性だけを目的としたような環境で飼育されることもあります。
3.飼料
工業的な畜産では飼料の配合飼料に農薬が多用されることがあります。また本来は草を食べて生きる動物が、工業的な畜産では、穀物中心の飼料や、本来の食性とは異なるものを与えられることもあり ます。 その結果、動物の体に負担がかかり、その負担を抑えるために抗生物質が使われるという循環が生まれます。こうした仕組みが人の健康だけでなく、排泄物を通じて水や土壌、生態系にも影響を与 える可能性があると指摘されています。
②有機認証基準
成長ホルモン・抗生物質・飼料に対し認証基準に基づいた規制に基づいて育てられたもの。
工業化されたオーガニック畜産では、ホルモン剤や抗生物質を投与せず、有機認証を取得した餌を与えられるのでオー ガニックと認証されますが、実際は放牧ではく密集飼育がおこなわれている場合もあります。 大切なのは、単に「オーガニック」と表示されているかどうかだけではありません。動物の「放牧日数」や「「屋外の利用時 間」「「1頭当たりの行動空間」などアニマルウェルフェア「動物福祉」とは必ずしも一致せず、「穀物肥育か牧草肥育 か」「肥育期間の長短」など肥育方法の規定が限定的で、その点に配慮しているということは、「オーガニック基準」には 求められていません。
③ナチュラルハウス推奨
(だれがどこでどうやって作ったのか)
『美味しさの秘訣は、グラスフェッド・放牧・放し飼いなどアニマルウェルフェアに配慮して育てられたもの』
1.牛肉
配合飼料の方が、グラスフェッドより牛の肥育スピードは速く効率的です。一方で、放牧のグラスフェッドの牛は、草・クローバー・アルファルファなど、本来の食べものに近いものを食べてゆっくり育ちます。「有機認証基準」には求めれていませんが、グラスフェッドは牛にとって自然な食事であり、肉の質にも反映されます。
2.豚肉
グラスフェッド、放牧など、持続可能な農場では、豚が土を掘り、日なたで眠り、野菜を食べ、自由に動き回る環境が大切にされています。それは豚にとって自然な行動であり、ストレスの少ない健やかな飼育につながります。
3.鶏肉
平飼い・放し飼い・有精卵などは、「ケージ飼い」ではなく、鶏が自由に歩き回り運動できる環境であるいうことです。自由に歩き回り運動できるということは、配合飼料だけではなく自然の草や虫を食べられる環境にあることを意味します。よく運動し、より自然に近い餌でそだった鶏は、結果として美味しい鶏肉となります。 「もし自分が動物だったら、どのような場所で生きたいか」(アニマルウェルフェア)を問いかけましょう。それは食べものを選ぶ私たちにとっても大切な問いです。安い肉の背景には、見えないコストがあるかもしれません。 どのように肥育され、どのような環境で育ち、何を食べてきたのか。その背景を知り、きちんと育てられた命に対して、適正な価格を支払うことが大切だと考えます。ナチュラルハウスは 『グラスフェッド・放牧・平飼いなどアニマルウェルフェアに配慮して育てられたもの』を推奨します。