ナチュラルハウス

京都府(丹波)ユーアンドミー

京都府(丹波)ユーアンドミー

北畠さん

生産者のこだわり、強味を教えてください

厳選した素材を使用

現在国内で消費される大豆のうち、国産のものはわずか4%しかありません。消費の大多数を輸入大豆が占めています。そうした中、ユーアンドミーがつくる納豆はすべて国産の大豆を使っています。そしてすべての大豆とも、全国各地で生産される大豆から厳選したもの。いずれも生産者の顔の見える高品質な大豆だからこそ、自信を持ってお勧めできる安全でおいしい納豆がつくれます。現在大豆は、京都府亀岡産、北海道上川郡剣淵町産、石川県金沢市産などを使用しています。 もちろん調味料にもこだわっています。辛子はユニ・フード(株)の製品で、無添加辛子です。 また、たれもユニ・フード(株)の「Non-GMO 無添加納豆たれ」(株)平郡商店の国産材料を100%の製品を使用しています。さらに、ごま塩納豆で使用するすりごまは、(株)和田萬商店の金ごま(トルコ産)と黒ごま(ミャンマー産)をブレンドしたユーアンドミー専用仕様のこだわり調味料です。 そんな素材へのこだわりから、ユーアンドミーでは有機JAS 認証を取得しています。

※ Non-GMO とは遺伝子組換え原料を含まない、またはその割合が極めて低いと認められた食品の総称。

素材の魅力を引き出す製法

ユーアンドミーの納豆は、そのほとんどの作業を丁寧な手作業で行っています。大豆をやさしく手洗いし特製の蒸篭(せいろ)釜でじっくり蒸します。蒸しあがったホカホカの大豆に、納豆菌を混ぜ合わせ、一品一品、人手をかけて優しく包み込んだ後、発酵させます。ほぼ1 日に及ぶ発酵では、それぞれの素材のよさを最大限生かす温度設定、温度コントロールを行っています。もちろん、品質管理、衛生管理も徹底しています。

容器は天然素材

納豆の容器には、なるべく自然な素材で環境にやさしいものを使うように心がけています。石油から作られた発泡トレーは安価で使いやすいのですが、私たちはあえて紙と木から作られた容器(経木:山形県産 アカマツの間伐(かんばつ)材)や紙カップを使用しています。昔ながらのこの天然素材の容器で作った納豆はやさしい香りでとてもおいしいものです。

  お客さまから、取り出しにくい、食べづらいなどのご指摘をいただくこともあるのですが、おいしい納豆をつくってお届けしたい、という思いからこの納豆容器を使っていきたいと思っています。

まごころを込める

おそらく日本で一番小さな納豆工場ですが、本当に美味しい納豆作りを通して、大豆の生産農家さん、販売店さん、消費者の方々、そして自分達も喜べる、そんな仕事をしたいと思っています。

社名である“ユーアンドミー”とは『あなたと私』という意味です。人は、一人でも何もできないということはありませんが、一人より二人の方が色々なことができます。さらに、二人より三人の方がもっと色々なことができます。いろんな人達と楽しく協力し合って、社会のためになることを行っていきたい。 そして自分自身も幸せになりたい。そんな想いから「ユーアンドミー」を社名にしました。文法的にはユーアンドアイのようですが(笑)、相手を想いやり、協力する姿勢を大切にしたいのです。これからも社名の通り「あなたとわたし」一人では出来ないけれど、皆が集まればいろんなことができる。

その気持ちを忘れず「四方よし」 の精神で作業員一同、毎日和気あいあいとやっていきたいと思います。 私たちは、人一倍、納豆が大好きです。そして納豆をつくることが大好きです。美味しい納豆をつくることを喜びとしています。ひとつひとつの大豆に向かって、「おいしくなぁれ」と心で呼びかけながら納豆をつくっています。
自分達が楽しく心に余裕がないと美しい納豆は育ちません。納豆を通して皆様の健康にお役に立てるよう努力してまいります。

ナチュラルハウス有機納豆シリーズ

「親父がナチュラルハウス。日本一小さな納豆屋」自称、日本で一番小さい納豆屋。創業者である先代はナチュラルハウスから独立しました。ほとんどの作業を丁寧な手作業で行い、ほぼ1 日に及ぶ発酵では、それぞれの素材のよさを最大限生かす温度設定、コントロールを行っています。
ナチュラルハウス有機納豆シリーズ
企業名
京都府(丹波)ユーアンドミー
住所
京都府亀岡市
主な商品
有機納豆

生産者一覧